【iPad Pro ×PaperShip】Mendeley管理のPDF論文に快適に書き込む方法

皆さんは論文をiPadで読むときに、紙に書き込む要領でiPadでも書き込みがしたいと思ったことはありませんか? 私は論文はMendeleyで管理しているのですが、残念ながら公式アプリではApple Pencilで直に論文に書き込むことはできません。 今まで色々と試してみたのですが、PaperShipというアプリが最近のアップデートでかなり使えるものになり、個人的にはこれが一番使いやすいと思ってます。 そこでこの記事ではiPad Pro ×Apple Pencil ×Mendeley ×PaperShipでの論文書き込み術についてまとめようと思います。

必要なもの

  • iPad Pro: 12.9インチがA4サイズで違和感なく読めるのでおすすめ
  • Apple Pencil: 第二世代が充電しやすくなってておすすめ
  • Mendeley: 定番の論文管理ツール。無料
  • PaperShip: 今回のメイン。iPadアプリ。有料($9.99 / 2020/05/05現在)

早く手順だけ知りたい人向け

細かい説明は不要だと言う人のために、手順だけ先に記載しておきます。

  1. Mendeleyに論文を追加する際にPDFも添付しておく
  2. PaperShipにMendeleyアカウントでログイン
  3. アプリ内で論文をダウンロードし、思うがままに書き込む

これだけです。 それでは以下からそれぞれの説明をしていきます。

各ツールの概要

Mendeleyとは

Mendeleyとは、Elsevierが提供している無料の文献管理ツールです。 他にもEndNoteやreadcubeなど有償の文献管理ソフトがありますが、固定費がかかるのと、あまり使い勝手も変わらないなと思い僕はMendeleyを使ってます。 Mendeleyの基本的な使い方はこちらを参考にしてください。

PaperShipとは

文献管理ツール(Mendeley、zetero)で管理されている論文に書き込みを可能にするPDF annotationツールです。 余計なツール管理は一切不要で、実質的な手間はMendeleyで論文を管理するところだけです。 PDFへの書き込み、ハイライトなど必要な機能は一通り揃っています。 具体的な使用しているイメージを以下の通りです。

(図に使わせていただいた論文はこの前Natureに掲載された論文で、CC-BYライセンスでbioRxivにあがっていたものです。 この論文自体も面白いので興味ある方はぜひ。)

最近のアップデートまでは、全然メンテナンスされてなく使い物にならなかったのですが、最近のアップデートから素晴らしいツールへと返り咲きました。 今のところなんの目立った不具合もなくiPadで書き込みができているので本当にオススメです。

PaperShipはiPad版とMac版があり、それぞれ別で購入する形式なのですが、私はiPad版だけ買っています(大体1000円くらい)。 書き込んだ論文はPaperShip上でしか読めないため、PCでも読みたい場合はMac版も買うのが良いと思います。

PaperShipを使うまでの手順

Mendeleyで論文管理

準備というほどのことでもないのですが、Mendeleyに論文を保存するときにPDFを追加するようにするようにしてください。 PaperShipに同期した際に、PDFを登録していないとダウンロードができず論文の中身が読めません。 また、PaperShipにはMendeleyでのディレクトリ構成がそのまま同期されるので、Mendeley上で論文を整理しておくと良いです。

PaperShipでの操作

PaperShipにMendeleyのアカウントでログインすると、自動でMendeleyと同期されて使えるようになります。 あとは読みたい論文をタップしてPDFをダウンロードすればすぐ書き込めます(上図を参照)。

具体的な使用感としては、Apple Pencilでの滑らかな描き心地も維持されており、ストレスレスに論文を読んで書き込めます。 UI自体もシンプルで洗練されており、他のPDFアノテーションツールよりも直感的にわかりやすいなと思います。

まとめ

わざわざ使い方としてまとめるまでもないくらいPaperShipは簡単に使うことができます。 また、Mendeleyの拡張ツールみたいなものなので管理はMendeleyの方ですれば良いだけとかなり楽です。 個人的にはiPad ProとApple Pencilを買ってよかったと思える素晴らしいツールの一つです。 ぜひ気になった方はPaperShipを試してみてください。

雑記

最近、「なぜあなたは論文が書けないのか?」という書籍を読みました。 タイトルがなかなか挑発的で読むのを躊躇っていましたが、いざ読んでみると論文を書く上で有益なことが多く書かれています。 もし興味がある人はぜひ読んでみてください。

参照