Ubuntu 20.04 サーバーにcuda11.2とcudnn8.1をインストールする
新しく導入したRTX3090を積んだUbuntu 20.04 サーバーでTensorflow2を利用するために、cuda11.2とcudnn8.1をインストールした際の手順をまとめた記事になります。
状況
執筆時点での最新版であるTensorflow-2.5を利用したい。
以下のサイトでテスト済のCUDA, cuDNNを確認したところそれぞれ11.2, 8.1であった。
https://www.tensorflow.org/install/source#linux
必要なパッケージのダウンロード
CUDA
cuDNN
cuDNNを利用するにはNVIDIA Developerアカウントを作成する必要があります。
ログインできるようになると以下のサイトからインストールしたいパッケージを選択してダウンロードしてください。
https://developer.nvidia.com/rdp/cudnn-archive
今回は以下の名前のパッケージ2つをダウンロードしています。
これは適宜ご自身のサーバーに合わせてください(基本的には以下の2つのケースがほとんどかと思います)。
- cuDNN Runtime Library for Ubuntu20.04 x86_64 (Deb)
- cuDNN Developer Library for Ubuntu20.04 x86_64 (Deb)
インストール方法は以下を参照
https://docs.nvidia.com/deeplearning/cudnn/install-guide/index.html#installlinux-deb
sudo dpkg -i libcudnn8_x.x.x-1+cudax.x_amd64.deb |
インストール
CUDA
公式の手順に則ってやるだけ。
wget https://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/repos/ubuntu2004/x86_64/cuda-ubuntu2004.pin |
インストール中のメッセージに以下のようなものが出てると思います。
A modprobe blacklist file has been created at /etc/modprobe.d to prevent Nouveau |
色々なサイトは手動でNouveauを無効化していますが、設定ファイルを自動で作成してくれているので再起動するだけで十分です。
おわりに
CUDAの設定は結構頻繁にやっていて毎回調べながらやるのも大変だったので備忘録としてまとめました。
ただしインストール方法は変わっていくと思われますので、都度公式ドキュメントは確認することをお勧めします。
それでは。
参照
Ubuntu 20.04 サーバーにcuda11.2とcudnn8.1をインストールする
https://sishida21.github.io/2021/07/12/setup-cuda11-2-and-cudnn8-1-on-ubuntu20-04/